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経営者のスキル 2008/03/13(木)
AGP行動科学研究所の長谷川さんの文章です


スキルのみならず、経営者のコンピテンシーも触れたいと思います。

では、はじまり、はじまり。

経営者のスキルは、どんなものが必要でしょうか。

R・L・カッツは、3つのスキルを提唱しています。それは、概念的スキル
対人的スキル、実務的スキルです。この3つが経営管理者には、求められる
そうです。

そして、この3つのスキルは、トップ、ミドル、ロアーで必要な割合が変ります。
トップに最も必要な能力は、概念的スキルといわれます。

概念的スキルとは、経営理念や事業哲学の構築、将来構想の策定、ビジョンの構築に
深くかかわるスキルであり、戦略的発想力や洞察力を必要とする高度なスキルです。

対人的スキルとは、対人関係を中心に組織における人間的な影響力にかかわるスキルであり、共感能力、傾聴力、誠実さ、説得力、指導統率力を必要とするスキルです。

実務的スキルとは、具体的な実務課題を実際に解決するスキルであり、計数能力
情報収集力などの実務に直接かかわるスキルです。


カッツは、これらのスキルのウエイトを示したことで、評価されています。
経営者に求められるスキルは、概念的スキルだそうです。私見ですが、このスキルの
ウエイトは、大企業向けの分け方のような気がします。

中小企業の場合は、どれも同じようなウエイトになるかもしれません。その企業の
人材の質によって、ウエイトは変るでしょう。まあ、将来的には、そういう方向で
いきたいものですね。


ところで、日本には、人材を育てる時に、有名な言葉がありますね。
その言葉とは、山本五十六元帥の言葉です。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

みなさんも何度か聞かれたことがある言葉だと思います。実はこの言葉は、リーダーシップの4つの機能を表していると言われています。

やってみせる・・・・・信頼性機能(メンバーから能力的・人間的に信頼される)
言って聞かせる・・・・通意性機能(仕事や組織に関する必要な情報を十分に提供する)
させてみせる・・・・・要望性機能(目標達成に向けてメンバーの役割遂行を要望する)
褒めてやる・・・・・・共感性機能(メンバーの立場や気持ちに配慮し、指示を与える)


これ以外には、大沢さん達が調査されたエグゼクティブ・リーダーシップの6つの機能というものがあります。
経営者に求められるリーダーシップ行動は、次の6つの機能に集約されるというものです。

@識見・ビジョン     経営幹部としての識見にもとづき、自ら経営ビジョンを明確に打ち出し、先見性をもって事に臨むこと。

A事業意欲        経営幹部の事業意欲が企業を前進させる源泉であり、会社全体の業績の動向に常に気をかけ、自ら先頭に立って利益確保のために努めること。

B信望          自己をよく知り、周囲の意見に耳を傾け、基本的な信頼関係を社内外に醸成し、信頼と支持を集める存在になること。

C決断力         経営的視点からあらゆる問題の価値を判断し、的確な手を打つとともに、時には思い切った決断ができること。

D指導統率力       社員を育成指導し、能力を十分に活用すべく、厳しい要望性とともに、部下の立場にも気を配ること。

E組織への影響力      社内全般にわたって経営情報に精通し、人、物、金の経営
資源を効果的に活用し、組織内で縦横に影響力を発揮すること。

などであった。確かに、こういうふうに、6つの要素を並べるといちいち納得がいくが、
果たして、これだけの要素をきっちりできている経営者は、何人いるか疑問ですよね。(笑)

私見ですが、中小企業の経営者には、ビジョンのない人も多いと思います。
そういう意味で、これは目指すべき方向性と捉えましょう。(笑)
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