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マインドセットが人を創る 2007/11/21(水)
AGP行動科学研究所の長谷川さん

の文章です♪


信念(マインドセット)が人を創る」です。





独断と偏見があるかもしれませんので、気に入ったとこだけ、お読みください。

では、はじまり、はじまり。





今、世の中では、不祥事が次々に、暴露されています。

そして、この傾向は、来年も続くでしょう。(未来予知の研究より)





なぜ、このように、なってきたかというと恐らく、





インターネットの世の中になってきたからだと思います。





マスコミを騒がせてきた事件のほとんどが内部告発から発覚しています。





ここが昔と違い、誰でもがネットで簡単に不正を内部告発できる時代になって





きたということです。






つまり、インターネットというメディアは、





情報をオープンにする機能が優れていますから、





隠すことができなく、なってきているということです。





この時代認識をもっていないと、これからの経営は、危ういものとなるでしょう。





不正を起こしている会社の社員によって、内部告発される時代。





一旦、告発されると会社は、経営を存続できなくなる可能性が高い時代なのです。





社員がこれは、おかしい。これは、不正じゃないの。という自分の良心の呵責に





耐えかねて告発するわけです。昔なら、会社のため、黙っておこうという





ロイヤリティも高かったでしょうが、それも年々低下し、





ネットという便利な告発ツールができたため、自分の良心を押さえ込んでまで、





我慢しなくなっているということです。





これは、まさしく一億総監視時代といっても過言ではありません。





本当の意味で、ウソや欺瞞のない経営のあり方が求められているのです。





逆にいうと、真に社会貢献している本物の会社が伸びてゆく時代になったということです。





そして、物質的価値観から精神的価値観に移行している過渡期ともいえるのではないでしょうか。





いずれにしても、本物志向の会社や企業姿勢を持つ会社でないと社会から糾弾されるということは、





間違いないでしょう。





いまだに、旧態依然の時代認識しか持たない会社は、





これからもマスコミを騒がしてゆくでしょう。





その時、後悔しても後の祭りという時代だと自覚しなければならないでしょう。





では、どういうスタンスで経営するのがよいのでしょうか。





それは、ひとことでいうと、正義を行うこと。





本物志向であること。ミッションや理念を追求すること。といえるでしょう。





企業の持つミッションや理念を追求する社会貢献型の企業こそが





多くの人間に支持されて行くのではないかと考えています。





そして、そのミッションや理念が多くの人にアピールされ、





伝えられないといけないと思います。





日本人が最も苦手なことともいえるでしょう。





伝えられないものは、存在しないということと同じ意味になってしまうからです。





つまり、企業の自己PRがうまい会社ほど有利ということです。





特にこの傾向は、情報化時代になれば、なるほど、企業間格差を生み出します。





今、もっとも大切な企業能力は、「伝える力」です。





この差で、求人や商売などが大きく左右されているのです。





「製品力」や「技術力」も大切ですが、ほとんど差のなくなった今の時代には、





このわずかな差をアピールし、伝える力の方が大きいのです。





そして、それが本物やミッション、理念を持つ企業姿勢こそが最大の差を生み出す時代





になったということだと思います。





では、その企業姿勢や理念、ミッションというものは、どこから出てくるのでしょうか。



それは、言うまでもなく、その企業の人間達やその最高責任者のトップの価値観から





生み出されています。そして、社風や文化をつくり、行動規範をつくっています。





つまり、人(経営者)の信念(マインドセット)が人(社員)を創っているということです。





有名な会社の創業者には、信念を色濃く持つ経営者が登場するのは、周知の事実です。





この信念や心構え、態度、考え方などが優れていて、ブレがない経営者ほど素晴らしい





経営者といえるでしょう。





そして、それが社会の一員として、立派に社会貢献している会社ほど社員は、





誇りを感じられるわけです。





ただ、利益のみに奔走するのではなく、環境問題の取り組みや貧困、





災害時のボランティアなど、自分たちにできることで、貢献することは、





いくらでもできるのです。





そういう取り組みや企業姿勢を社会の人たちは、見ているのです。





子供でもわかるようなみっともない言い訳をして、頭を下げている人達を





見ていると子供たちがこの社会に夢がないというのもわかる気がします。





いつの世も想像力のない大人が世の中を混乱に導いています。





いったい、その人たちはこの世に何を残そうというのでしょうか。





自分の子供に胸をはれるのでしょうか。





今こそ地道にコツコツ、本物や最善を追求する姿勢こそが大切な時代では





ないでしょうか。





最後に、私の尊敬するマザーテレサの言葉をご紹介して終わりたいと思います。





「あなたの中の最良のものを」



人は不合理、非合理、利己的です



気にすることなく、人を愛しなさい



あなたが善を行なうと



利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう



気にすることなく、善を行ないなさい



目的を達しようとするとき



邪魔立てする人に出会うでしょう



気にすることなく、やり遂げなさい



善い行ないをしても、



おそらく次の日には忘れられるでしょう



気にすることなく、し続けなさい



あなたの正直さと誠実さとが、あなたを



傷つけるでしょう



気にすることなく正直で、



誠実であり続けなさい



あなたが作り上げたものが、



壊されるでしょう



気にすることなく、作り続けなさい



助けた相手から、恩知らずの仕打ちを



受けるでしょう



気にすることなく、助け続けなさい



あなたの中の最良のものを、



世に与えなさい



けり返されるかもしれません



でも、気にすることなく、最良のものを



与え続けなさい



最後に振り返ると、あなたにもわかるはず



結局は、全てあなたと内なる神との間の



ことなのです



あなたと他の人の間であったことは



一度もなかったのです



マザー・テレサ
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