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質問力で推しはかられるそのひとの能力 2005/09/25(日)
ただ垂れ流して話しているのが、普通の会話である。私たちは生まれてこのかた、ずっとそれをやってきている。
日常会話はそれで済むと思っているが、実は私たちは意外にシビアに相手の実力を、つまりコミニケーション能力を、もっとはっきりいえば相手の「質問力」をはかっている。
たとえばあまりにつまらない質問ばかりを発する人間とは会いたくないだろう。
「この人に会ってもムダだ」と相手から判断されてしまうと、他にすばらしい実力があってもなかなかそれを発揮させてもらえない。
つまりコミニケーション力はその他の自分の力を発揮する舞台を用意するために、まず必要とされる力なのだ。
建築家の例をとるとわかり易い。
プレゼンテーション能力やデイスカッション能力がなければ、建築家は家を建たせてもらえない。
「建てればわかる」と主張しても、そんなことでお金を払ってくれるお人よしはいないだろう。
相手にお金をださせて、仕事を請け負うためには、対話のなかで相手を納得させなければならない。
ましてや建築のように、建てるまでは現物をみせられないようなものを創る場合、コミニケーション能力の高さが生命線となるのである。
これまで質問に対する答えを問うシチュエーションは無数にあった。
私たちはつねに学校で答える方の質問を問われてきたのだから。。。

だが一番大切なことは、問いをつくることだと私は思っている。
たとえば、数学で超難解といわれたフェルマーの定理が先年証明された。
この定理をといたひとはすごいが、100年以上も人々を楽しませてきたフェルマーはもっとすごいと思う。
そういう問いを発せられたことが、非常に高い能力を有している証拠である。

実は受験勉強や他のすべての試験にパスするヒントもここにある。
問題を作る側にたってしまえば、簡単にとけてしまう。
あるところまで勉強すると出題者の意図が手に取るようにわかってくる。
なぜそのようなことを聞くのか、なぜこの選択肢を用意したのかがわかり、「ああ苦労して問題を作ったんだね」という気持ちになるとほぼ間違いなく正解を答えることができるのだ。
私は大学受験の国語でその境地に達したとき、ほとんど間違えることがなくなった。
これは目からウロコの発見だった。
それまで私は答える側に身をおいていた。
そのため自分の価値観で答えようとしていた。
当然出題者の価値観と私の価値観がズレれば、私は不正解とみなされる。
今思いかえしてみても、私は自分の価値観を答えに反映させすぎていたように思う。
向こうは客観的な評価をしなければいけないので
私一人の価値観や深い読みにかかずらわっていることはできない。
出題者はもう少し浅いところできちんとふるいにかけたいのである。
つまり試験制度を考えたとき、明らかに私のスタンスが間違っていたのだ。
一対一の面接ならいざ知らず、試験という場で自分の個人的な読みの深さを評価しろというのが、どだい無理な注文だったわけである。
話は脱線するが、東大の入試問題は非常にすばらしい。
特に2次の国語や社会の論述問題はよく練られた
すぐれた問題が出題されている。
あまりにすばらしいので、解く意欲がふつふつとわいてくるほどだ。
またその問いに答えられなくても納得がいく。
つまりあなたの問いが本質的かつ具体的なので、
それに答えられないのは明らかにこちらに実力がないと証明されてしまう、そういう種類の問いなのだ

参考文献「質問力」より抜粋
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