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ダニエル・キイス氏との対談における宇多田ヒカルさん
ヒッキーファンの皆さん、以前文藝春秋・新年特別号、ダニエル・キイスVS宇多田ヒカルの対談がありました。そこで、その対談の中で“私なりに観察”したヒッキーの新しい一面、再確認した一面、魅力…etcを、レポートいたします(笑) ←アンタ何モン？と思わないでください(笑)私は単なるヒッキー大好き人間です(^。^)
まず、ヒッキー語録でビビッ？！と私が感じたコメントから挙げます。
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１．詩の着想はヴィジアル系からで、映画のシナリオを書くのに似て言葉にした情景を見ることが出来る。
２．ファンからのメッセージで賛辞は嬉しいけど不安にもなる。批評されると助けられることもある。具体的に良かった点、こうすればもっと良くなる点を書いてもらえるとホッとする。
３．曲を作った直後は疲れて感情の貯金は０になる。自分の曲を歌う時に取り戻した気持ちになる。だから歌い続けていくと思う。曲を書くだけだと淋しいかも知れない。
４．人間は幼い頃、最初の対応の仕方が今後の人生に引き継がれていくと思う。私は孤独な子供時代だった。ひとりっ子で周囲が皆大人で、自分がそこに存在しているだけの感覚でした。そのことで、自分の内面に「もうひとりの私」を育てたのかも知れない。
５．私の好きな作家の多くは自殺を試みている。彼らがどうやって自殺に向かうのか…を考える時がある。またシンガーソングライターに変わり種が多いのは結構恐ろしい事かも(笑)
６．誰も信用しないのは悲しい人生だと思う。私なりになぜ人を信用するのか…たどり着いた結論は「疑いはいつも残るからこそ、信用することに意味がある」と。なぜなら、疑いは人を特別に信用することを可能にするからです。
７．知り合いになった人には、相手が「何を考えているのか」と思う習慣がある。そういう習慣が自然と曲を書くときに出てくる。
８．親に対しても自分の行動を説明しないのに、髪型を変えただけで公に説明しなければならないの？そこで私は結論を出した…自分は社会的な存在だから、公的に話す場所があるなら解決していこうと。けれど音楽や自分の芸術的表現では話しが別で妥協しない！
９．私は音楽家として有名になったけど、仮に今死んだら伝説になるだろうなって考える。どうやって今の状況を終わらせようかって。３０歳４０歳になってもミュージシャンを続けるのか？今死ねば物語は完結すると考えながらハッと我に戻る。自分の死をそんな風に装飾してはいけないと。私は自殺はしません！
１０．武者小路実篤がこう言った。「自分は力が強くないと歩けない道を選んだ。しかし歩き続ければ力は自然と強くなっていく。」と。私もつらく思える事もあるけれど、自分もそういう道を歩いていると感じている。
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以上１０項目です。偶然にもキリのよい１０項目が私にとって記憶に残るヒッキー語録です。さて、ここからは考察です。普通の考察ではツマラナイので、無理やり(笑)に皆さんとは違った観点で、私なりのメスで切り込みます(笑) ←だから、アンタ何モノって？(^_^;
※項目９ から
ヒッキー本人は「宇多田ヒカル」を客観的に、第三者的に眺めている点が面白い。かなり冷静であることに驚く。この若さで将来も考えている。彼女は「宇多田ヒカル物語」を演じていこうと…まるでそんな感じに受け取れるよね(笑)。それも彼女の魅力だと思う。彼女が「宇多田ヒカル」を客観的に眺めている傾向は、トレボヘでの発言や、掲示板にもあるある(笑)。一体どの彼女が本当の彼女自身なんじゃー！って思います(笑)。だからこそ「宇多田ヒカル」が仮に（仮にネ）行き詰まったとしても、変り種が多い一部のシンガーソングライターの様な悲しい結末にはならない！(^o^)ミツおばあちゃんになるまで見届けましょう、皆さん！
※項目３、４、８ から
今回の対談はアーチスト同志“自己の中に棲むもうひとりの私”というテーマが本筋だったけれども、実は我々一般人にだってそういう所は多いにあるのです。ヒッキーの場合は、学校に通っている時間帯は「宇多田光」、仕事をする時間帯は「宇多田ヒカル」、両親と過ごす時間帯は「娘」…等をその都度演じていく（表現はおかしいけど）。そうする事でバランスが保たれていく。こういうのは我々にもあります。ただ、ヒッキーとダニエル氏が共通するのは、アーチストという自分の存在価値。おそらく、ヒッキーが完全に一人になる、すなわち光でもヒカルでもなく、ひとつの魂として存在する人間に返れる瞬間は、ソングライター活動に没頭している時間帯と歌っている時間帯だけなのかも知れません。きっと、崇高な貴重な有意義な時間帯なのでしょう。
その時間帯だけは、誰を、何も演じる必要がない！まさに孤独だけど自己に戻れる時！そして、その孤独になる時間帯が、一般人より明らかに長いはず！しかも、かなりのハイテンションな時間帯であるはず！
＞ここでいきなり、ヒッキーへ
孤独でハイテンションな時間帯…それが長時間。ある意味で危険な時間帯と思います。あなたの好きな日本の作家やアーチストが自殺にコミットしてしまう恐ろしい事実は、こういう時間帯を長く多く持ち、しかも感受性が異常に強い特別の人だからと推察します。
半狂乱状態に自分を追いつめる集中的作曲・レコーディングの最中、そういう神経が限界まで張り詰めているピーク時には「いつか、この歌をステージで歌ってやるっ！」と考えて、頑張ってください(^_-)
※項目６、８ から
「結論」を出す…。この文句が２度出てきました。ヒッキーは常に自分の中で「結論」を導き出す。自ら考えて生きてきた方とも思うし、曖昧にしておくのは嫌いな性格と思う。サバけた性格というか、頭のイイ人に共通する事です。「結論」づけて頭にインプットすれば多くの知識が吸収しやすい。それにしてもさぁ〜「疑いはいつも残るからこそ、信用することに意味がある」なんていうセリフは、本当に１６歳？(笑)とおもってしまいます
※項目１ から
凄い才能！ アーチスト向きというか、右脳が恐ろしく発達しているのかも。再確認。
※項目４ から
クローンの研究結果で、同じＤＮＡのネズミで同一環境で育てても、性格と行動パターンが異なる！という報告があります。これは生物進化論としても有意義な研究結果です。その答えのひとつが、項目４の冒頭「最初の対応の仕方がその後の自己形成となる」です。ヒッキー、あなたは、やっぱり賢い方です！
いったいどういうふうに年をとっていくんでしょうヒッキーは！☆☆☆今後がますます楽しみですね
高知にこないかなー。来てもチケットとれないだろうなー。。。。
http://www.toshiba-emi.co.jp/hikki/profile/index_j.htm |
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