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誰かのうつを治したいと思ったときの治し方の話をします。
話はカンタンです。
「うつを治そうとしないこと」です。
これに尽きます。
「その人のうつを治そうとする心」、この心ほどその人を追い詰めるもの
は他にはありません。
うつというのは、うつに限らないのですが、それはその人の性格のあらわ
れであり、その人の人生そのものなのです。
その人のうつを治そうとするは、その人の人生を否定する、ということで
す。
その人の人生を否定すると、それは悪循環になります。
恐怖、不安、パニックとなります。
１つの精神の問題が２つとなり、３つとなり、４つなり、人格障害にまで
発展するということがあります。
すると本人にはどうすることもできなくなります。
それで、これはまだ私の中でもまだ確信はできていませんが、今の段階の
私の考えでは、人格障害まで発展したとき、本人ではまったくどうするこ
ともできません。
他の人の力が必要なのです。
それが欠けてはまずムリです。
それで、その力をもつ人は必ず存在します。
子供だったり、旦那さんだったり、両親だったりします。
両親でない場合、旦那さんだったりします。
旦那さんじゃない場合、子供だったりします。
時には、お医者さんかもしれません。
ただ、だいたいはどれか１つになります。
それで誰も助けてくれない人もいるのですが（直接的には）、そういう人
は自分で治せる能力が必ずあります。
自分で治せるということがわかれば、その能力は開花すると思います。
それで、誰かのうつを治そうと思った時、「うつを治そうとしないこと」
ガンでもアトピーでも神経症でもなんでもそうです。
許す気持ち、その人を受け入れることを覚えてください。
相手の気持ちを超えての、思いや期待は、あまりいいものではありません。
よけいに気力を奪うだけです。
もしその人が病気を治したいとおもっていないとしたら、そう思わす原因
は自分だったりします。
こういうことに気づくことが、病気を治そうと相手に思ってもらうという
ことです。
難しいので、他人にそうしろとは言わないです。
でも大切な人なら、「相手を変えようとしない」
「相手を変えようとしないということは、そのままでもいい」ということ
です。
そのままのその人を受け入れてあげてください。
受け入れられなくてもいいから、意識だけしていくことからはじめてもら
えたらと思います。
思うことで現実化していきます |
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